階上仮設住宅は約100戸あり、規模としてはそこそこ大きい方だと思います。また牧沢仮設住宅と比べると若い世代の方も多く、赤ちゃんや子供達がいるのが印象的でした(牧沢仮設は55世帯で高齢者が多く、子育て世帯がほとんどいません)
また集会場も壁に色が付いているせいか高級に見えます(中の作りはどこもほぼは同じです)到着早々から人が集まりだし、まだ始まらないのか?と期待されている感じです。
午前中に反松仮設住宅で活動していた仲間とここで合流し、寝台を7つ展開して、整体、アロマ、フェイシャルを楽しんでいただきました。
さすがに7人体制で活動をすると集まった方々をお待たせすることなく施術が出来るので、非常にスムーズにご案内できました。
一人で整体、アロマ、フェイシャルと色々と楽しんだ方もいらっしゃって、終始笑いの絶えない楽しい時間になりました。またこちらの仮設でも美味しいお食事をご馳走になってしまいました。すっかり胃を捕まれています、はい。
お茶っこ中の様子 |
実はお茶っこのように集まってたわいのない話しをすることは高齢者が自宅内に籠もらないようにするために非常に重要でです。また世代の違う方々がそこでお茶を飲みながら仲良くなり、何か困ったときにお互いに助け合う事が出来るので、全く知らない人が集まっている仮設住宅ではコミニケーションの場を作ると言う意味でも必要だと思います。現場と我々との橋渡しをして下さっている村上さんはこのような場で出る愚痴や困っていることを拾って外の団体とつなげて下さっています。
気仙沼にはもともと医療施設が少なく、さらに被災したことで十分な医療を受けられる場所が減っています。特に牧沢のように不便な場所に住む高齢者の方々は通院もままならず、あちこちが痛いと訴えています。訪問看護やヘルパーさんの数も少なく、仮設から自宅にうつったりするであろうこの先5年を考えると、医療体制の整備は急務だと感じざるを得ません。みた接骨院も気仙沼に分院を出すべきか?なんて本気で思ってしまいます。
この日は夕方から雪が降り始め、気がついたら外は真っ白になっていました。階上あたりは海が近いので暖かく、ぼた雪のような状態でした。しかし一関周辺は内陸部のため、かなり降っていて、このまま凍結したら明日の朝はかなり厳しい状況になることは容易に予想できました。
階上仮設住宅にもLEDライトを寄贈したので、日中に設置したところ、夜には綺麗に点灯して集会場の入り口を優しい光で包んでいました。ソーラーパネルなので、天気さえ良ければ充電して暗くなると勝手に輝き出します。見ていると癒される感じがしました。きっと牧沢仮設でも同様に優しい光を放っていることと思います。
LEDライトが優しく入り口を照らします |
もちろん、一緒に行ってみたい人は声をかけ下さい。手に職が無くても受付などのサポートスタッフも必要です!
気仙沼の様子はこちら
気仙沼その1はこちら
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