2012年12月11日火曜日

チーム恵比寿@気仙沼・その1

元・鹿折唐桑駅前
12月7日の夜からチーム恵比寿のみなさんと一緒に、気仙沼に行ってきました。気仙沼隊が結成されたのが今年の4月で、かれこれ気仙沼には4回目の訪問となりました。

12月7日の夕方にちょっと大きめの地震があったため、チーム恵比寿内で今回のツアーについて色々と議論を重ねました。もちろん、「行かない」という選択肢もあったのですが熱いメンバーは「それでもやっぱり行こう!」という声が強く、現地に我々が迷惑をかけるようならば引き返す判断もあり得るということで出発することになりました。幸い、高速道路、一般道含めて地震、津波の影響による通行止めは解除され、ちょっと雪に降られましたが無事に現地に到着しました。

自分の午前中の担当は何度もお邪魔している牧沢テニスコート仮設住宅でした。さすがに4回目の訪問となると、勝手知ったる我が家?状態で、お互いに顔がわかっているのでこちらも非常に動きやすく、会話も弾みます。

やはり今回の一番の話題は12月7日夕方の地震の話でした。気仙沼もかなり揺れたようで、みなさん携帯電話で身内と連絡を取ろうと思ったものの、なかなか電話が繋がらずイライラしたそうです。結果、電話が繋がったのは2時間後だったと自治会長さんが言っていました。

今回は芸能部の方がいらっしゃらなかったので、整体2人+受付けの3人での活動になりました。順番を待っている方はお茶を飲んだり、切り絵アートを楽しんだりしてゆっくりと土曜日の午前中を過ごしました。また、例によってこちらでは美味しい昼食をご馳走になってしまいました。いつも本当に我々を暖かく受け入れて下さいます。

また、先日みなさまからお預かりした募金で、牧沢仮設住宅にもLEDのライトを寄贈しました(そのときのブログはこちら)入り口横の壁にツリー状に設置して、夜になるとソーラーパネルで蓄電された電気を使って輝きます。残念ながら、夜にはお邪魔できなかったので、日中の写真です。他の仮設にも寄贈して、夜に輝いているものを見たのですが、非常に優しい光を放っていました。

今回は電気関係の工事の出来るFさんも参加されていました。実はこの仮設住宅ではテレビの写りが悪い場所が多く、みなさん情報源がテレビだけに大変に困っていました。そこでFさんが屋根に上がってアンテナを見たところ、アンテナの設置方法と設定が間違っていたため写りが悪いことがわかりました。そこでアンテナの調整をしてテレビがしっかり映るようになりました。Fさん曰く、工事業者がフォローせずに作業やりっ放しで帰ったために起こったトラブルだったそうです。

実はこのような小さな不自由は仮設内のあちこちにあるのですが、行政の方に訴えても全く取り合ってもらえずみなさん困っているようです。このFさんは次の日は別の仮設で押し入れの中に棚を作って喜ばれていました。

まだまだ仮設住宅での生活は続くようですが、少しでも快適に過ごせるような支援が必要だと改めて思いました。

つづきはこちら

気仙沼の様子はこちら



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