2015年6月29日月曜日

タテトラ無事に?完走しました!!

いよいよ6月も終わりですね。梅雨がここから本格化するのか?それとも?


さて、6月最後の日曜日に千葉県館山市で開催されたタテトラ51.5kmに参戦し、無事に?乾燥することが出来ました!!!

当初雨の予報で、これはbikeでの転倒等のリスクがあると考えてブレーキシューを交換したりして準備をしましたが、まさかの晴れ、さらに風まで吹いてなかなかハードなレース天候となりました。まあ雨よりはよいのかも知れませんが・・

2年前に初めてオリンピックディスタンスの大会(swim1.5km、bike40km、run10km)に挑戦したのがこのタテトラで、今回はこの2年間の成長度合いをチェックする意味も込めて参戦でした。まあフタを開けてみると、なかなかレースとは過酷なものです(汗)

家族で前泊して、土曜日の夕方に選手説明会に参加しました。この選手説明会に参加しないと当日レースに出ることが出来ません。選手説明会ではコースの確認などを競技委員長が話し、さらに救護担当の医師からレース中に起こりえる脱水や怪我についての説明がありました。毎年どのトライアスロン大会でも救急搬送される方がいらっしゃるので、安全面の指導はかなり厳重に行われています。特に飲酒と睡眠不足がレース中の重大な事故を招くことが判っているので、過去のデータを引き出しながら説明がありました。実はレース中に救急搬送された方がいて、たまたま目撃しましたがライフセーバーが心臓マッサージをしていたので、心肺停止していたようです・・。

タテトラは航空自衛隊の基地内を使った大会で、swimだけは目の前の沖の島で行い、その後基地内に入ってbike、runとなります。そのため選手と審判、ボランティアの方以外は基地内には入れないため家族の応援はrunの時に金網越しになります。それでもたくさんの声援はパワーをくれます。

レースは順調に進み、swim、bikeともに練習通りに出来ました。普段の練習で出来ないことはレースでは出来ないので、そう言った意味では2年間の成長を感じました。またレース中もきわめて冷静に状況を判断できていました。これも安全管理上、非常に重要で自分の体に何が起こっていて何が出来るのか?出来ないのか?を把握することは自分の命を守る上でも重要です。

が、bikeからrunに移ってしばらくしてから、問題が発生しました・・。何だかいつものレース時よりもネガティブな感情が前面に出て、なぜかリタイアする事や歩くことばかりを考えていました。おまけにスピードも出ず他の選手にガンガン抜かれて行きます・・また追いかける気力もなく後半になればなるほどスピードが落ちて、あるときに何かのスイッチが入ったのが判り目が回り出しました。ゴールまであと1kmちょっとで目が回るのを顕著に感じ、それでも気合いで?ゴールを目指しました。

タテトラは家族同伴ゴールが出来る大会だったので、子供と手を繋いでどうにかゴールをしたのですが、ゴール後に目が回って立っていられず・・。そのままへたり込んでゴールの感動を味わうことなく?仲間と家族の介抱を受けました(涙)

どうも原因は塩分不足、水分不足のどちらかのようです。かなり意識して取っていたつもりですが、気温が高かったことが原因でbike、runを通して絶対量が足りなかったようです。

すぐにポカリスエットを大量に飲んで、落ち着いてからバナナを食べて30分ほどたってようやく復活できました・・。初めはハンガーノック(エネルギー不足)かなと思ったのですが、どうも検証した結果塩分、水分不足だったようです。

ということで、タイムは初めて参戦したときよりも遅く、さらに救護テントのお世話になる落ちまで付きましたが、ほぼダメージ無く今朝を迎えています。

やはり炎天下での運動には細心の注意と安全管理が必要ですね・・。アメフトの現場などでさんざん選手にも伝えていますが、自分が実際にこのような状況になるとは・・。今後は身をもって水分、塩分不足の危険性をお伝えできそうです。

レースでは何が起こるか誰にも判りませんが、自分自身をコントロールして本当ににダメだったら
棄権する勇気も必要ですね。今回も学びのあるレースになりました。

どうかこの夏に部活やそれぞれの競技で練習をする方は、水分、塩分、エネルギー補給をしっかりして下さいね!!

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