水をかぶった住居 |
ラタティユ、五平餅、フランクフルトを配っています |
漁村近くの番や?(どうも宮城大学の建築学部学生が建てたらしいです)で開催した今回の炊き出しですが、仮設住宅に入られた方々にも地元の方が声をかけたのですが、残念ながらあまり参加される方はいらっしゃいませんでした。それでも家族連れから高齢者まで約80人の方々がいらしてくださいました。
今回のメニューは焼きそば、フランクフルト、ラタティユ、秋刀魚、五平餅、おはぎ、綿あめ、ジュース、ワイン、焼酎でした。我々は土曜日の0時に新宿を出発して、炊き出し会場に朝7時頃には到着していたので、早々に手分けして準備を進めました。早すぎでは??という声も聞こえましたが、結果的には皆さんが早くいらっしゃったので正解でした。
焼きそば、フランクフルトともに100人前を用意したので、相当の作業量でしたが、売れ行きは抜群でした!どちらもお土産に大変に喜ばれました。出来たては最高に美味しかったです!
秋刀魚は7月に陸前高田に炊き出しに行った際に避難所で知り合った方が、「漁を再開しました!」と仲間のところに送ってきてくださったものです。かなり新鮮で、脂がたっぷりのってあっという間に無くなりました。残念ながら我々はにおいだけでかいで終わりました。
テントの下で焼きそば、ドラム缶で秋刀魚! |
五平餅、おはぎは予想以上に準備に時間がかかりました。熱々のご飯を丸めて串に刺し、軽く焼いて、さらに仕上げに目の前でバーナーで焦げ目をつけて提供しました。焼けた味噌の香りが食欲を誘います!
綿あめは縁日のように目の前で作って提供したので、子供たちが非常に喜んでくれました。また懐かしがって食べてくださる方もたくさんいらっしゃいました。「孫に持って帰る!」という方もいらっしゃいました。
ラタティユは完成したものを暖め、現地でパスタと併せて出しました。「これなに?」と聞かれることが多く、初めて食べる方も多かったようです。
網が木に絡まっています |
今後は被災地に直接お金が下りるような支援の方法、雇用、観光などを国、自治体、NPOなどが協力して考えてい行く必要があると思います。また冬になると東北地方は雪が降り場所によっては伺うことも難しくなります。炊き出しやがれき撤去などは今よりも難しくなるかもしれません。
マスコミが「被災地は復興しはじめている」と書けば、すべての場所が復興している思われてしまいます。が、実際には復興にはまだまだ時間がかかることは現地を見ればすぐにわかります。そして何よりも、被災者の方々、被災地が忘れ去られ東北大震災が過去のものとなってしまうことが一番の問題です。引き続き、出来ることをやってゆこうと思います。
炊き出し後、雄勝に移動しました。続きはこちら
7月の陸前高田での活動はこちらとこちら
陸前高田の様子はこちらとこちら
0 件のコメント:
コメントを投稿