2015年9月28日月曜日

竹花先生、寿?退職

シルバーウィークも終わり、いよいよ今年も残すところ100日を切りました。あっという間に冬がやってきますね。



さて、ご存じの方も多いかと思いますが9月25日をもちまして、竹花寿美先生がみた接骨院を退職しました。今まで支えてきて下さった患者様には改めて感謝申し上げます。

竹花先生はみた接骨院で8年5ヶ月にわたって活躍してくれ、みた接骨院の良いときも、そうでもないときも真面目に、そして本当に賢明に支えてきてくれました。

接骨院という男性社会の中で、女性ただ1人という環境は我々が思うよりもずっと大変だったと思います。逆にみんなに可愛がってもらえたという見方もありますが(笑)また女性ならではの気遣いや、男性スタッフには話しにくいことなどを一手に引き受けてくれました。

退職の相談を受けたときに、いよいよ寿退職か??と本気で思いましたが、どうも今回の理由はそうではありませんでした(笑)竹花先生自身が新しいステージにステップアップしたいという強い思いがあり、今持っているスキルを十分に活かせる整形外科のリハビリ室に勤務することが決まりました。

最後の勤務日である9月25日は朝からなんか落ち着かない感じになり、明日から竹花先生がいないと思うと不思議で、やはり寂しさを感じました。それでもあまりしんみりした感じにはしたくなかったので、僕自身はいつもと変わらず明るく笑顔で送り出せるように努めました。

それでもやはり、最後の仕事が終わった時にはまるで嫁に出す父親の心境でした(笑)

ということで、竹花先生はみた接骨院からは姿を消しますが、自宅は洋光台ですし、駅周辺をウロウロしていると思います。見かけたらぜひ声をかけてあげてください。またある日突然、みた接骨院でまた働いているかも知れません(笑)その時は出戻りだと思って暖かく見守ってあげてください。

しばらくは男だけの汗臭いコテコテ体育会系接骨院?になると思いますが、引き続きみた接骨院をよろしくお願いします。

注意・インターネットの予約枠に手を加えました。これからは10分刻みの予約時間となりましたので、ご了承ください。なお受付での予約は今まで通りとなります。

2015年9月24日木曜日

平塚12時間マラソン!

あっという間にシルバーウィークが終わってしまいました。
天候に恵まれて、行楽日和になりましたね。ちょっと休みすぎで、仕事が始ったものの身体が動かず・・。

さてシルバーウィークの初日に平塚で「24時間夢リレーマラソン」が開催され、スミちゃんと倉垣君、そして患者様が2名がエントリーしていたので応援してきました!!と言いながら、レースが近いので自分のトレーニングもしちゃおう!事で、ちょっとスタート時間よりも早く到着して選手と混じって走ってきました(笑)
このリレーマラソンは1周1.7kmの周回コースを24時間、12時間、6時間、4時間と決めた時間を走り続けるという大会で、チームまたは個人での参加になります。チームの場合は交代しながら走れるのでお祭り騒ぎで来ている方もいましたし、ガチで勝負しに来ているチームもありました。スミちゃんと倉垣君と患者様1人は12時間にエントリーして、もう一人は24時間!にエントリーしていました。

スタート前でまだ余裕な姿??
会場に着いたら予想以上にたくさんの選手が走っており、ちょっと驚きました。大会自体があることは知っていたのですが、こんな変態大会?に誰が出るのかな??と本気で思っていたので実際に会場でたくさんの選手を見たときに「世の中には走るのが好きな人がこんなにいるんだ!」と新鮮な感じすらしました。

おまけにのんびり走っている人や歩いている人もたくさんいる中で、明らかに4分/kmを切るようなペースで走っているアスリートの方々も含まれており、ある意味幅の広いランナー達を満足させる大会になっているように感じました。

スミちゃん達は夜8時にスタートして、患者様を含めて3人で8分30秒/kmのペースで走ることに決めてのんびり走っていました。最初から飛ばしてしまうと、後半がきつくなることはわかっているので、あえておしゃべりできるペースで走る作戦にしたようです。僕はレースペースに近いスピードで走っていたので、何度か3人を抜きました。それでも3人は同じペースで走り続けていました。

後で聞いた話では、夜中1時頃からはそれぞれ別々のペースで走り、仮眠を取ったり夜食を食べたりしながら競技を続けたそうです。リレーの選手達はそれぞれのテントで仮眠を取ったりしながら競技を続けてまるで合宿のようでした(笑)

なぜか食べている写真ばかりww
もう1人の患者様は24時間にエントリーしていましたが、体調が優れず開始8時間ほどで競技をやめて帰宅されました。僕はお会い出来なかったのですがスミちゃん達は会えたようです。

結局、僕は約2時間で約17kmを走りました。最初の10kmはそのそこのペースで走り、後半は休憩を入れながらややペースを落としました。久しぶりのペース走だったので思いの外ダメージが残り帰る頃には太ももがぶるぶるしてました(汗)おまけに次の日はbikeトレーニングを予定していたのでちょっと不安が残りました・・

ランニングが終わり、会場のすぐ裏にある日帰り温泉にいって身体を癒し、十分にリラックスした状態で家に帰ろうとしたところ増永君がそろそろ会場に着くことがわかり、もう一度会場に戻りました。

そこで増永君とみんなと合流しました。開始から約3時間でお腹もすいた頃だろうと増永君が気を利かせてマクドナルドのハンバーガーを買ってきて、3人はぺろりと平らげていました(笑)こんなに食べて走れるのかな??とこちらが心配になるくらいでした。食べに来たのか?走りに来たのか?良くわからないくらいガッツリ食べてましたww

僕らはそこで会場を後にしましたが、3人はそこから朝8時まで競技を続けて、無事にゴールを果たしました!と次の日に連絡をもらいました。

それにしても、あれだけ練習をしないで?2人ともよく12時間も走ったなと感心します(笑)後半は歩きがほとんどだったようですが、それでもさすがに終わった日と次の日は痛みで全く動けなかったようです。やはり競技時間が長くなると身体にかかるダメージも大きくなりますね。また眠気と戦うのも大変だったようです。

なんとスミちゃんは参加女性の中で3位の成績を残しました!
これは凄い!と思ったら12時間に参加した女性は3人で、ゴールさえすれば金、銀、銅のメダルは必ず取れたようです(笑)

結果
スミちゃん・・55.36km 32周回(12時間)
倉垣君・・55.36km 32周回(12時間))
Tさん・・89.96km 52周回(12時間)
Mさん・・43.25km 25周回(24時間)


スミちゃんと倉垣君は湘南国際マラソンにエントリーしているので、それに向けて良いトレーニングになったようです。さらに今回の12時間マラソンの勢いで?来年の横浜マラソンにエントリーしようとしているようです。が、それまでモチベーションを維持できるのか??とちょっと心配しています。


2015年9月15日火曜日

音無美紀子の歌声喫茶に行ってきました!

9月も中旬に入ってすっかり気候が秋ですね。爽やかな風が心地よい季節になってきました。

石巻のチラシ
さて、13日、14日にかけて叔母の「音無美紀子の歌声喫茶」の石巻、気仙沼公演にサポートメンバーとして帯同してきました。昨年に引き続き2回目の気仙沼公演でした。気仙沼に行く度に、また歌声喫茶をやって欲しいと言う声を聞き続けてきたので、現地の方々にとって昨年の歌声喫茶は楽しいひとときとして強く印象に残っていたようです。

今回の石巻、気仙沼公演は「心の絆プロジェクト」さんの仮設でのイベントに歌声喫茶が呼ばれる形で実現しました。石巻まで行ってすぐに帰らず、昨年いった気仙沼にも寄って行こう!ということになり僕の所に叔母から話しが来ました。そこで現地でいつもお世話になっている村上さんにお繋ぎして気仙沼では3カ所の仮設で歌声喫茶が実現しました。

実は石巻に行くのは今回が初めてで、震災当時に話題になった石巻イオンや専修大学の横を通ったのが印象的でした。

石巻でのイベントは歌声喫茶の他にメイクアップや健康相談なども行っていました。この仮設は300戸500人ほどの大きな仮設で、集会室には60名ほど集まっていました。年齢層が比較的高かったので懐かしい歌をたっぷり歌って大いに盛り上がりました。
セッティングの関係で、参加された方との距離が近く、みなさんとしっかり交流できました。

太川陽介さんの本物の?ルイルイ
石巻の公演が終わって、陸路90km程走って気仙沼まで行き、19時から鹿折中学校仮設で、ここから合流した太川陽介さんも含めて公演しました。歌声喫茶なので過去のヒット曲や歌謡曲、唱歌を歌うのですが、やはり元アイドルの太川陽介さんがいらしたので、ソングブックに載っていない「ルイルイ」を披露され、みなさんを前に出して一緒に歌って踊って大笑いでした。歌もトークも上手で、ダンスのキレもさすがでした。何よりも参加された方々をあっという間に取り込んで楽しませているあたりはさすがでした。
ホヤぼーやで体操してます

14日は朝から反松仮設住宅にお邪魔しました。ここは会長さんがみなさんをしっかり統率しているので、非常にまとまりがありイベントへの参加率も高く、実際に歌ってみると会場のノリが最高でした。

またホヤぼーやのテーマソングを作った鍵盤奏者HAYATO君も合流して、ホヤぼーや体操などもやって普段動かしていない身体も動かしてもらいました。もちろんルイルイも(笑)







南郷はとても広い集会場で、音響もばっちりルイルイですww

午後はこの春に出来上がった南郷公営住宅にお邪魔してきました。すでに移転している方が多く、最新マンションのような建物で、集会場もかなり広く、ここでのイベント参加数が過去最高の85名が参加して下さいました。またすぐ近所にお住まいの音響さんがお手伝いして下さり、広い会場でも十分に音が響き渡っていました。

こちらでも太川さんのルイルイが大人気で、会場が一体となって歌って踊って大盛り上がりになりました。ホヤぼーや体操も独自のアレンジをなさっている方が見本を見せて下さり、ホヤぼーやの認知度とテーマソングの認知度の高さを改めて実感しました。


最後は集合写真、ちゃっかり写ってますww
歌や音楽は聴覚を通じて脳に記憶されており、あの音楽を聴くと高校生の頃の甘い?失恋を思い出すとか、あの曲を聴くとなんだか頑張れると言った経験があると思います。脳内には曲と一緒に当時の状況や感情がしっかり結びついて記憶されており、曲を聴くことで当時の記憶が引き出されるわけです(実はパブロフの犬も同じ原理です)

昨年お邪魔したときにも非常に盛り上がったのですが、みんなで一緒に大声を出して歌うことで、楽しかったあの頃を思い出したり、辛かったときのことを思い出したりしているかも知れません。楽しい記憶はさらにふくらませ、辛い記憶は距離を置くことであの頃の感情を薄れさせてくれます。そう言った意味では音楽の持つ力は非常に大きく、これから時間が経つほど音楽に助けられる方が増えるような気がしました。

どの会場でも歌声喫茶が終わる頃には皆さんすっかり元気になって、賑やかにご自宅に帰る様子がとても印象的でした。また一緒に写真を撮ったり、サインをもらったりとほんの一瞬でしたがみなさまの笑顔が見られたことが何よりでした。
9月15日の三陸新報に活動が載りました

自分は後でずっと写真を撮ったり雑用をしていましたが、会場の空気が変わって行く様子が良くわかりましたし、だんだんと声が出て普段は控えめな方々の積極性がアップしているのが良くわかりました。

311の震災に限らず、先日の豪雨での災害や、阿蘇山が噴火したりと自然災害が全国のあちこちで見られます。そのたびに被災されて不便な生活を強いられる方がたくさんいらっしゃいます。そのたびに心が痛みますが、何よりも時間の経過と共に災害が風化されて行き、人々の記憶から「甚大な自然災害があった」ことが忘れ去られていることが心配です・・関東でも大きな地震があったばかりですから、気を抜かずに備えたいですね。


2015年9月11日金曜日

音無美紀子の歌声喫茶@気仙沼、石巻に行ってきます!

先日の大雨であちこちで被害が拡大しています。被災された方々へ心よりお見舞い申し上げます。一日も早く生活が戻ることを願ってやみません。

テレビ報道では町中が水浸しになり、屋根の上で救援を待っている方々の姿が映し出されていました。その映像を見ていると311の様子と重なって胸が苦しくなりました。大量の水の前では人間は為す術もないことが今回も証明されました。

しかし救いだったのは、早い段階から避難情報が共有され、みなさんがそれに従ったことです。311の時は津波に関する避難情報が出ても「今回も大丈夫だろう」という安易な予想が大きな被害を生みました。その教訓が活かされたことで、避難対象地域に住む方々が早急に指示に従ったことで被害を最小に出来たようです。完全に被害をゼロにすることは難しいですが、「減災」という意味では今回は311の教訓は活かされたと思います。

さて、9月13日~14日かけて「音無美紀子の歌声喫茶」に帯同することになりました。今回は石巻、気仙沼での活動で、昨年の6月にお手伝いして以来の参加です。叔母である音無美紀子は震災当時から東京近郊で歌声喫茶の活動を続け、集まった参加費で被災各地を回って歌の力でみなさんを元気づけています。昨年の様子はこちら


たまたま自分が通っていた気仙沼に行きたいと言うことで昨年、現地コーディネイターの村上さんと繋げて、過去最大の規模で気仙沼、陸前高田で歌声喫茶を開催しました。現地の方々にはかなりのインパクトを残したようで、気仙沼に行き会う人会う人に「もう一度ぜひ歌声喫茶を開催して下さい!」と声をかけられていました。

本当は春頃にと聞いていたのですが、それぞれのスケジュールが合わず、秋に開催となりました。今回は石巻に行ってから、気仙沼で3カ所の開催になります。前回との違いは大きなホールではなくて、新しくできた集合住宅と、仮設の集会場で行うことです。会場が小さい分、より近くで皆さんと接することが出来そうです。

ちょっと雨の影響が心配ですが、叔母のサポート、現地のサポートをばっちりやってみなさまに笑顔をお届けしようと思います。ということで月曜日は不在となりご迷惑おかけしますが、よろしくお願いします。

2015年9月9日水曜日

麦茶サーバー?

なんだか凄い雨と風ですね・・。台風は過ぎ去ったのに、その影響で秋雨前線が刺激されて大雨が続いています。土砂災害など、被害が拡大しないことを祈るばかりです。

さて、長く待合室に設置していたウォーターサーバーを廃止することにしました。夏場はよく使われるのですが、秋から冬場は活躍の機会があまりなく、配達されるボトルが大量に貯まってしまう状態が長く続きました。

また小さなお子様が面白がってウォーターサーバーから水を出して、周辺を水浸しにする事件も何度もありました(笑)ヘッドパーツを交換して対応しましたが、子供たちの知恵には勝てず・・。

そこで、契約していたウォーターサーバーを廃止し、棚の上にポットで麦茶を置かせていただくことにしました。トレーニング後や来院時に汗をかいて水分が欲しくなる方はぜひこの麦茶をご利用下さい。当面は冷たい麦茶をご用意いたします。真冬になったら暖かいお茶になる可能性もあります。また毎朝、新鮮な麦茶に入れ替えますので、ご安心下さい。

※水が必要な場合にはスタッフに声をかけて下さい。別途ご用意いたします。

2015年9月7日月曜日

院内勉強会!

9月になってもなかなか天候が安定しませんね・・。おまけにまた台風がやってきているようですし(涙)

さて、先週の金曜日に院内の勉強会を開催しました。月1回、スタッフが自分で決めたテーマに沿って発表をする機会を作りました。何を発表するかも、どのように発表するか、資料作成なども自由です。先月は増永君が担当し、かなりの資料を作ってきて周りにプレッシャーをかけ?そこがスタンダードになりました(笑)先月の勉強会の様子はこちら

今月の担当はスミちゃんで、接骨院で比較的多く遭遇する「足関節内反捻挫に関する解剖と検査法」について発表してくれました。増永君の発表を見習って?かなりの量の資料とパワーポイントを用意してくれました。いつでも万全の準備をしたいスミちゃんはかなりの時間をかけて準備をしてきたようです。しかしどこまで準備しても終わりはなく、どんどん資料が増えたようです(笑)

接骨院で遭遇する外傷の中でも足関節はかなりの割合をしており、誰でも大抵人生のうちで1回以上は足首の捻挫をしていると思います。僕も中、髙、大としょっちゅう足首を捻挫してきたため今でも足首が緩く、トライアスロンの練習時にも細心の注意が必要です。サッカーをやっている増永君も同様に足首が緩いです・・。

今回も、足首の解剖学から話しが始りました。学生時代に勉強してきたことを再確認すると同時に、あの頃はさらりと流してきたことが今頃になって「なるほど!!」と思うことがあったりするから不思議です。

そして解剖学の後は実際に触診をして、どこに靱帯が張っているかを再確認します。我々の仕事は手の感覚が非常に大切なので、たくさんの症例に触れて指先を鍛えることで身体に覚え込ませて行く必要があります。実際に触れば触れただけ「いつもとの違い」に気がつくことが出来るようになります。
実際にお互いに触診し合うと、過去の捻挫で痛めたところがやたらに明確になり古傷の存在にちょっと凹みます(笑)と言っても古傷があっても運動は出来るわけで、この古傷とどのように付き合って行くか?というもの生涯アスリートとしては必要なのかも知れません。

また靱帯は骨に付いているのですが、付け根の部分は怪我をしていなくてもちょっと気になります。お互いに触診でいじくり回したらちょっと痛くなりました(笑)

スミちゃんはさすがに準備してきただけあって、非常に解りやすく解説してくれました。また配布してくれた資料もかなり詳細な物でした。一部では増永君のを真似して作ったのでは?というオリンピックエンブレム問題のような話も出ましたが、あくまでもオリジナルと言うことでした(笑)人の前で発表するためには自分自身が理解しておく必要があり、それを言葉で上手に表現しなければいけません。一方的に話すだけでもダメで、周りの状況を把握しながら進める必要もあります。やはりある程度場数を踏まなければ上手く行きません。そう言った意味ではアウトプットすることは、発表する人にとっても聞く人にとってもメリットが大きい感じがします。

次回は倉垣君が担当です。さて何を発表するのでしょうか??またどのような資料を作ってくるのでしょうか?今から楽しみです!