2012年11月12日月曜日

寄付金のご報告

11月になってすっかり秋らしくなりました。接骨院内にも加湿器が登場し冬支度が始まった感じです。

さて、昨年よりみなさまからお預かりした募金を寄付しましましたのでご報告いたします。

我々が参加させてもらっている「復興支援 癒しのプロ集団チーム恵比寿」内の気仙沼隊宛に、現地と我々ボランティアを結んで下さるコーディネーターの村上さんより気仙沼地域の3つの仮設住宅にクリスマス、階段用のイルミネーションのリクエストがありました。

ということで、村上さんのリクエストに応えるべく、チーム恵比寿内で募金をして、ソーラーパネル付きLEDイルミネーションを送る事になりました。そこでみた接骨院からはみなさまからお預かりした中から1万円の募金をさせて頂きました。みなさまからの温かい募金が、回り回って気仙沼の仮設住宅に住んでおられる方々をイルミネーションで照らす事になりました。ご協力ありがとうございます。現地に行った際にはイルミネーションに輝く姿を撮影してくる予定です。

以下赤文字は現地で我々のようなボランティアと現地のニーズのコーディネトをされている村上さんからの文章です。村上さんご本人も被災されていますが、ご自身が率先して情報を発信して、地域のために尽力されています。気仙沼の仮設住宅にお邪魔するといつも笑顔で我々を迎えて下さいます。

何度もお邪魔した牧沢仮設の冬の様子
ここは高齢者にとっては昼間でも危険な、手すりの無い大階段を上らないと敷地外に出られない山の中の仮設住宅です。暗くなるとさらに足元が不安なので、階段にせめてイルミネーションを!という住民の方達からの希望です。
手すりを付けるようお願いしても、気仙沼市は坂道を作ったのだからそこを通ればいいだろうと言っているその坂道の冬の状態がこれ
階段の横からぐるーーーーっと遠くへ大まわりして登らないとならない坂道です。
ちなみにここは、なんとか坂を登ったとしてもバス停まではまだまだ細い山道を数キロ歩かなければならない、そんな場所にある仮設住宅です。



11月11日で震災から20ヶ月経ちました。しかし手すりを一つつけるためにもあちこちをたらい回しにされてなかなかつけることも出来ないような状態です。どうか一日も早く仮設住宅を出られるように正しく復興予算を使ってもらいたいものです。

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