2012年9月11日火曜日

震災から1年半

朝晩は少し涼しくなってきて、日に日に秋を感じる今日この頃ですね。と言いながら、日中は暑い日が続いていますね。

今日9月11日で震災発生から1年半になりました。改めて震災により亡くなった方々のご冥福をお祈りするとともに、未だに日常を取り戻せない方々にお見舞い申し上げます。

自分が現地に足を運ぶたびに、以前とどう変ったか?を振り返ってきましたが現地の様子が大きく変って町が賑わって以前のようになっているか?というと、そうではないように感じています。確かに町中にあった瓦礫の山は表面上は片づいて更地になってきました。が、商店街、住宅地

まだまだ本格的な復興には相当な時間(10年、20年??)がかかると思います。現地の様子を見ていてもそれを感じますし、地方自治体も人、財源不足で思うように街作りが進んでいないようです。

テレビや雑誌等を見ているとすっかり311のことが遠い過去の話になっているようで、震災1年半という節目でどうにかテレビで特集が組まれるような状況です。ややもするとすっかり忘れてしまっている瞬間があることも事実だと思います。しかし現地の方々にとっては日々震災の爪痕と暮らし、不安を抱えながら過ごしている方がたくさんいらっしゃいます。仕事が見つからない方もたくさんいらっしゃいますし、学校が統合されていじめを受ける子供が増えたり、鬱状態で仮設住宅から一歩も出られない高齢者の方も多いです。しかし、こういった現地の生活は表に出ることはなく報道されることはありません。

だからこそ、我々のように現地に足を運べる人は現地の方々に寄り添いお話を聞き、そして見てきたこと、感じたことを外に向けて発信する必要を感じています。

これからも「いつまでもみなさんのことを忘れていません」という想いが東北のみなさんに届くようにチーム恵比寿の活動に参加し続けようと思います。


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