今回の相手は法政第二で、言わずと知れた神奈川県内では慶應義塾と並ぶ強豪高校で、毎年関東大会に出場しています。それでも今年の春大会では我々横浜栄高校が3対0で勝っており、今回も勝って関東大会に駒を進めたいところです。春大会の様子はこちら
今年の春までは県内で3位までが関東大会に出場できたのですが、この秋から北海道地区が1校増えたため神奈川県の出場校が1つ削減され上位2チームだけが関東大会に出場できることになりました。ということは、準決勝で負ける=関東大会には出場できない=3年生は引退ということになります。

さて試合は法政第二のオフェンスから始りました。ランを中心にボールを進めてきますが栄ディフェンスが素早く集まって前進を許しません。変わって栄オフェンスもランを中心にプレーを進めますが、法政ディフェンスの素早いタックルで思ったようには前に進むことが出来ません。お互いにディフェンスが奮闘し、得点圏までボールを進ませずパントを蹴り合って我慢合戦が続きました。
途中で何度か法政オフェンスのファンブルやパスをインターセプトして、栄オフェンスがチャンスを手にしますが、法政ディフェンスの奮闘でどうしてもゴールを割ることが出来ません。前半唯一のチャンスだったキックも外し0対0で前半を折り返します。展開的には春大会を思い出せます・・。
後半は栄オフェンスから始りました。ランと並行してパスに活路を見いだそうとアタックをかけますが、法政ディフェンスラインのプレッシャーとセカンダリー陣の素早い寄りでなかなかパスが通りません。また栄ディフェンスも法政オフェンスの素早いランプレーを止め続けます。しかし何度目かの栄オフェンスのパントキック時に、栄の足が止り法政リターンがするすると出てしまい、そのまままさかのリターンタッチダウンを献上し0対7で追いかける展開です。


ギリギリの戦いの中で、選手達は本当によく戦ったと思います。私立に比べると練習環境や指導環境は決して恵まれているとは言えませんが創意工夫で幾度ものピンチを乗り越えここまでやってきました。

11月から新人戦が始ります。新チームがどのような方向に向うか?今からとても楽しみです。
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