2016年2月1日月曜日

若潮マラソン!

あっという間に2月になりました。つい先日お正月を迎えたと思っていたのに・・
今年はうるう年なので例年よりも一日長いですが、2月もあっという間に終りそうですね。

さて今年最初のチャレンジでもある「若潮マラソン」に行ってきました。昨年この大会でフルマラソンデビューしており、自分の中では思いでのある大会です。土曜日は天気が悪く、館山周辺はかなり雨が降っていました。雨の中でのマラソンはかなり体温が下がるので、低体温症のリスクと風邪のリスクが相当高まります。なので朝起きた段階で、雨が降っていたら棄権しよう!と思っていました。が、期待に反して?館山周辺は曇りになりました(汗)

この大会はフルマラソンに7500人、10kmに2500人と地方大会の中ではそこそこの規模です。もちろん東京マラソンや横浜マラソンのような大きな大会のようにエイドステーションで食べられるものがやたらに豪華だったり、10kmおきにタイムが計測されると言ったサービスは少ないですが、沿道からの応援や、おもてなし感は大分な大会に負けてはいません。何よりも内房の温暖な気候と沿道に花がたくさん咲いているなど、ここでしか見られない景色の良さがあります。

マラソン大会は館山駅近くの運動公園からスタートして、半島を回って山の中を走り、元の海岸線に戻ってくるコースで、ちょいちょいアップダウンがあります。また30km過ぎに急激な登りがあり若潮マラソン名物?になっています。昨年この激坂に苦しめられたことを思い出しました(汗)

今回もスタートは感想予想時刻に沿って並びました。自分は4時間30分~5時間というところに並びスタートを迎えました。寒かったので100均で買ったレインコートを着て、手袋、耳当てを付けて走り出しました。さんざん着込んだのですが、走り出して2kmくらいには身体が温まってレインコート、手袋、耳当ても外しました(笑)館山は暖かいみたいです


12月の湘南国際マラソンではハーフ辺りまでペースを一定にして順調でしたが、後半から大崩れして失速、フォームはバラバラ、痛みアリでボロボロの状態でゴールしました。もともとトライアスロンの練習の一環としてフルマラソンに挑戦していましたが、ボロボロでゴールしても得るものは少なく、ダメージばかりが大きくなります。

そこで湘南国際マラソンの反省を活かし、レース前夜に若潮マラソンの意図を設定しました。今回はフォーム、ピッチ、上下動をある一定の数字内に収めることにしました。またペースは決めずに「気持ちよく走れるスピードで」という設定しました。もちろん心拍数的には無理のかからない範囲です。

この設定にして走り始めたら、なんとなく小気味の良いリズムで走ることが出来て、苦しむことなくたくさんのランナーを抜き去ることが出来て、さらに心地よさを感じました。ほんの数年前まで走るのが嫌で仕方なかった頃が懐かしいです(笑)

距離を重ねても意識することは変わりなく走り続けることが出来ました。面白いことに、ペースを決めていないのに1km辺りのラップはほぼ同じタイムを示しました。途中の給水などを除けば不思議なほど一定のペースで走っていることがGPSウォッチのデータで判りました。

それでも距離が重なるにつれて足が重くなってきて、何だかリズムも取りにくくなり段々と集中力も切れてきました。ちょうどハーフ地点21kmが近づいてきた頃に今日はここでやめよう!と決意しました。ハーフ以降は辛くなるだけで気持ちよさは全くなくなることは湘南国際マラソンでも経験済みです。フォームも崩れてくるし、身体のダメージも大きくなります。そうなると前夜に設定した意図を大きく外れることになります。なので納得のリタイアとしました。

本来はトライアスロンの練習の一環であるという基本を忘れて、根性練習?をしても効果は薄いのでハーフからちょっと行ったところにあるバスに乗ってゴール地点にワープしました。車内からみえる選手のほとんどはフォームが崩れ、足を引きずっています。距離を重ねるほど地獄が待っているわけです。

ということで、2回目の若潮マラソンは途中棄権となりました。が、レース内容には非常に満足しています。というのも狙っていた意図の通り走れたからです。また若潮マラソンのコースはちょこちょこアップダウンがあるのですが、それを含めてもほぼ一定のペースで走れたのはタバタトレーニングのお陰では?と秘かに思っています。

というのは1月はトータルで100kmも走っておらず、おまけに1回に13km以上走った覚えもありません。長距離の練習をほとんどせずに一定のペースで走れたわけです。また短い距離でもしっかりと心拍数を追い込んで走って来たことも功を奏したのかも知れません。

今後はフルマラソンには出ずに、ハーフマラソンに出ることにして、その中でどれだけスピードを上げられるか?に注力して行こうと思います。また苦しい苦しいタバタトレーニングが一定の効果を出すことも実感したので、増永君と一緒に続けて行こうと思います。

ということで、今回のフルマラソンチャレンジは非常に学びのあるものになりました。「意図の設定」って本当に大切なことですから、ご自分がチャレンジしていることはどのような意図を持ってやっているのかを意識することをオススメします!

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