GWも後半に入り、あっという間に時間が過ぎてゆきます(涙)
さて、5月5日こどもの日に高校アメフト神奈川県大会決勝がありました。先週強豪の慶應義塾高校を2点差で破った県立横浜栄高校は公立高校としてはかなり久しぶりに決勝にコマを進めました。先週の試合の様子はこちら
決勝はこれまた強豪の法政二高で、慶應と並んで神奈川県ではほぼ毎春秋大会で優勝or準優勝を飾っているチームです。立野高校にお邪魔している時に2回ほど対戦していますが、スピード、パワー、チームワークとどれをとっても高レベルで対戦するたびにボコボコにされてきた覚えがあります。
さて、試合は法政二髙の攻撃から始まりました。栄高校のディフェンスがきっちり3回で仕留めてオフェンスにチャンスを託します。と言っても人数がいないのでほとんどみんな試合に出っぱなしです。オフェンスはランプレーが効果的に進み先制点を上げます!!ディフェンスはとにかく踏ん張り続けて前半を7対7と互角に折り返しました。
後半に入り、強豪の法政二高はやはり立てなおしてきました。ディフェンスの弱い所を効果的に着いた攻撃を仕掛けてきます。ずるずる進まれますが、どうにか耐えていたもののほんの一瞬のスキをつかれてパントリターンTDをされて追加点を許してしまいました。7対14になりそれでもディフェンスは耐えて耐えてオフェンスにチャンスをつなげます。試合も残り1分を残して最後の攻撃権を得て、パスを効果的に使ってゴール前に攻めこみ、とにかく残り時間があるうちに得点を上げることに集中していました。そしてみなの思いが通じ法政二高のディフェンスをこじ開けてTDをして13対14!!!1点差です!
選手たちは得点後のトライフォーポイントで同点を狙うのではなく、勝つためにプレーを選択しました。キックは1点ですがプレーの場合は成功すると2点です。プレーが成功すれば15対14となって勝つことが出来ますが、失敗すれば負けが確定します。試合を通じてぎりぎりの戦いをしてきた選手たちは先週の試合のようにタイブレークに持ち込んでも体力的にきついことが分かっていました。
そして最後の力を振り絞って勝負を挑みます!ディフェンスの裏をかいたランプレーでゴールに迫りますが、ディフェンスの素早い反応でゴールまであと1ヤードで止められてしまい万事休す!あと1ヤード、あと1点が届かず法政二高のオフェンスで残り時間を消化してタイムアップになり残念ながら13対14で負けてしましまいた。
選手たちは少ない人数で本当によく頑張りました。先週の慶應義塾高校との準決勝も含めて強豪校と互角に張り合い、あと一歩のところまで追い詰めました。しかし勝負とは本当に残酷で1点の差で勝ち負けがついてしまうのです・・。しかし彼らは神奈川県大会2位になったので関東大会に出場することが決まっているので、6月2日に東京都1位と対戦します!しばらく目が離せないチームになる思います!!ぜひ応援して下さい!!
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