2014年3月17日月曜日

卒業試合

いよいよ春の足音が聞こえてきましたね。これから温度が上がってさらに春らしくなってくることでしょう。

さて、昨日久しぶりに高校アメフトの現場に顔を出してきました。現在お邪魔していている横浜立野高校、横浜栄高校どちらも卒業試合を行うと言うことで、両方に顔を出してきました。2月に試合を組んでいたのですが、ことごとく雪で中止になりかなり久しぶりに選手達に会いました。どちらも3年生はすでに卒業式を終えていて、今回はOBチーム(卒業生含む)対現役チームという形でした。

はじめに立野高校の方に顔を出し、すっかり体つきが一般人の様に変ってしまった卒業生や大学でフットボールに取り組む予定の卒業生とまったく体つきが違っていたのが印象的でした。やはり引退してからの過ごし方が大きく関わっているようですね。

例年は卒業生を含めてその上の代のOBも集まってお祭りのようになるのですが、今回はそれぞれチームでのミーティングなどがあるらしく1部大学でフットボールをしているOB達は集まれず卒業した3年生だけでのチーム編成でした。

体が重くなってしまった卒業生達は体力もなく、苦しそうでしたがみんなフットボールを楽しんでいる様子が見て取れました。現役時代とは取り組み方も違うのは当然ですが、「楽しむ」という姿勢があった方が結果的にはパフォーマンスは上がるような気がします。

前半が終わったところで榮高校に移動しました。こちらは卒業生以外にたくさんのOBが集まってかなりワイワイやっていました。コーチやいつも試合に顔を出しているOB達もこの日はスタイルしてフットボールを楽しんでいました。

が、現役チームの体力にはなかなか敵わないらしく、一発ロングランを許していました。それでも時折見せるOBの鋭い動きはさすがでした。現役選手達も春大会が近いため気合いが入っており、結果的には現役チームが勝ちました。

毎年思いますが、高校3年間にアメリカンフットボールを通じて学んだ事は一生の宝物になります。プレーしているときには苦しくて、嫌で逃げ出したくなる時もたくさんあったと思います。が、それに耐えてまっすぐに向き合って過ごした日々から離れてみると、その時の経験が活きるところが必ず出てきます。何よりも一緒に汗水を垂らして目標に向かった仲間達こそが一生の宝物になります。どうかフットボールを通じて出来た仲間、経験を忘れることなく、これから待ち受けている荒海に乗り出してもらいたいと思います。そしていつの日か、自分が育ったグランドに戻って恩返しをしてもらいたいと思います。

卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます!!!

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