2013年9月30日月曜日

高校アメフト秋季大会VS南陵高校、VS慶應

9月最後の日曜日に高校アメフト秋季大会のトレーナーに行ってきました。試合日和の素晴らしい秋晴れになりました(ちょっと選手には暑かった??)

たまたま今回も春季大会と同じように栄高校、立野高校共に同じ会場になったので、ダブルヘッダーで?両校のトレーナーとしてベンチに入れていただきました。両校が勝つと、来週は直接対決となるので、どちらも非常に楽しみな試合でした。

秋季大会の3年生は「引退」という文字がちらつきはじめます(学校によっては春大会で引退の所もありますが)そのため3年生の顔色は今までとは全く違った物になります。どちらの3年生も気合いの入った非常に良い顔をしていました。3年生の覚悟と気合いをビシビシと感じられました。

第一試合・栄高校vs南陵高校
南陵高校は昨春大会で法政に勝って関東大会に出場したチームで、ラインのサイズも大きくQBも身長が高く好パサーです。

試合は南陵高校の攻撃から始まりました。秋初めての試合(春大会準優勝でシード)のせいか?栄高校の動きか固く、オープニングドライブでリズム良く進まれてしまい、TDを取られ流れが完全に相手に行ってしまいました。変って栄高校のオフェンスは何となくかみ合わずに追いかける展開となりますが、2Qに入り息を吹き返しお互いに取って取られてで14対14の同点で折り返します。
後半に入り、栄高校の攻撃が冴えだしリズムが出てきます。ディフェンスも要所でかなり粘り、得点を許しません。4Qに入り南陵高校がフォーメーションを変えて混乱させてきましたが、冷静に対応して後半を乗り切り1TD追加して24対14で勝利しました!!

第二試合・横浜立野VS慶應義塾
慶應義塾は言わずと知れた強豪校で、人数、コーチング、設備など関東屈指の規模です。

試合は立野高校のオフェンスから始まりました。リズム良くランを重ねますが、慶應ディフェンスも素早い集まりで前進を許しません。変って慶應オフェンスはランとパスを織り交ぜて的を絞らせません。立野ディフェンスも必死に食らいついて行きますがTDを奪われます。立野オフェンスのランプレーが前進したことでリズムが生まれて、待望のTDを決めます!前半にもう1TD決められて、6対14で折り返します。
後半に入り、ハーフタイムにアジャストしてきた慶應のパス攻撃が火を吹き始めます。ランプレーはしっかり止めたものの、ロングパスを通されて追加点を許します。追う立野オフェンスも必死に食らいつきますが、インターセプトや堅いディフェンスに阻まれてなかなか前進できません。最後まで集中力を切らすことなく挑み続けましたが、追加点を奪えず6対26で敗戦でした・・。

残念ながら立野高校の3年生はこれで引退となります。涙を流している姿を見ると、彼らがこの試合にかけた想いを感じます。試合には負けてしまったけれど、3年間を通じてアメフトから学んだことは一生の宝になるはずです。

栄高校は10月6日に慶應義塾と準決勝となります。春に対戦して勝っているだけに相手も総力を上げて戦ってくるはずです。残念ながら6日は用事があるのでトレーナーとしてサイドラインには立てませんが、決勝に残れるように応援しています!!!

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