2013年9月15日日曜日

普通救命講習!!

なんだかまた暑くなってきましたね・・。いつになったら涼しくなるのやら・・・。

さて、9月12日(木曜日)の午後にみた接骨院にて「普通救命講習」を受講しました。本来ならば市区町村の消防が開催する講習会に参加するのですが、なかなかタイミングが合わず、かつスタッフが揃って受講するのが難しいために参加を見送ってきました。

現在、接骨院内での危機管理のためにマニュアルを作成しているのですが、いざ作ってみると何かあったときのために普段からCPRの訓練が必要だという意識が高まり、大学の先輩であるZさんに相談したところ、Zさんが救命普及員の資格を取得したため講習を開催できる事がわかり、火曜日に問い合わせて木曜日に救命講習を開催していただくというドタバタぶりでした。

今回はZさんが個人所有物のマネキンを4台持参して下さったため(本来は消防に機材を借りて講習をしますが、ライフセーバーの指導を行うZさんは個人で所有されていました)一人1台のマネキンを使って徹底的に?心臓マッサージ、人工呼吸、AED操作の練習をさせて頂きました。

我々は普段から仕事で患者様の施術の時に身体を使って押していますが、いざ心臓マッサージとなると押し方に慣れていないので、力をかけすぎてしまったり逆に押し方が浅くなったりとなかなか安定して押せませんでした・・。それでも心臓から脳に血液を送る必要があるため(脳に血液が回らないと、脳細胞が死んでしまい再生しないため)とにかく押し続ける必要があります。30回心臓マッサージ+2回人工呼吸、これで1セットです。救急隊に引き継ぐまでにAEDを使ったりしながらとにかく繰り返します。文章にすると大したことないのですが、実際に動いてみるとかなりキツイです・・。

人工呼吸の練習もしましたが、心臓マッサージを施すことで、多少は空気が入るため今後は心臓マッサージに重点が置かれるメソッドに変わるそうです(次回の更新時にそうなるようです)

最後にみんなで心臓マッサージ、人工呼吸、AED操作、119番通報の係に分かれて、すべて通して訓練をしましたが、訓練とわかっていてもポイントを忘れてしまうくらいなので、緊急時に落ち着いて心肺蘇生を行うためには普段から事故を想定して訓練しておく必要を感じました。また接骨院内でも患者様が倒れる可能性は常にあります。事実、自分が勤めていたときに、バス停で患者様が倒れて心肺蘇生を施したことがありました。残念ながらその方は亡くなりましたが、今の医療技術を持ってしても突然の心停止の可能性をゼロにすることは出来ません。地震や津波などの自然災害と同じで、発生を食い止めることが出来ませんが、起こったときの準備は出来ます。

今後は、みた接骨院としても心肺蘇生の訓練、シュミレーションを繰り返し、救える命を救うための準備をして行こうと思います。みなさんもお時間がありましたら、講習を受けることを強くオススメします。


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