2014年7月4日金曜日

気仙沼に行ってきました!

7月に入り、一気に夏空になると思いきやなんだか不安定な天気が続きますね・・。

さて、7月2、3日に気仙沼に行ってきました。今回は一般社団法人 i愛NLP協会のみなさんを気仙沼にお連れして、現地コーディネイターの村上さんに繋げるのが自分の役割でした。

あちこちがこの高さになります
M沢仮設を出たところ
自分のNLPの師がi愛NLP協会の理事をなさっており、311をきっかけに発足したi愛NLP協会がいよいよ本格的に復興支援に向けて動き出すことになり、気仙沼でボランティア活動をしていた自分に声がかかりました。

i愛NLP協会の理事の方々総勢9名と自分、そしてご自分も被災されて亘理町で支援活動をしている仲間も含めて11名でのリサーチの旅となりました。

今回のリサーチは、気仙沼という場所で、現地の方々がどのようなことが問題になっているのか?を知るのが目的でした。またその問題に対してi愛NLP協会で出来ることは何か?NLPプラクティショナーに出来ることは何か?をじっくり考えるための下地作りです。

今回は2日間の日程で、初日は現地で震災以来支援に当たっている小野さんに話を伺いました。実は初めて気仙沼を訪れたときに行ったY沢仮設住宅に住んでおられ、その仮設住宅に伺う度に非常に可愛がっていただいただき、小野さんの熱いおもてなし?を受けるたびに、すっかり気仙沼が好きになってしまい、その後ずっと通い続けることになりました(笑)まさか2年経ってi愛NLP協会の皆さんに小野さんのお話を聞いていただく日が来るとは想像もしませんでした。

小野さんは、いつも忙しく誰かのために動き回っているパワフルな方で、過去にじっくりお話を伺う時間はありませんでした。今回初めてじっくりとご苦労話を伺い、あまりにも壮絶すぎてメンバーの方で魂を揺さぶられ涙している方もいらっしゃいました。それをさらりと話す小野さんもまたすごい人です・・。改めて頭の下がる思いがしました。

個人セッション会場のお店
また同時進行で、現地からニーズのあった個人セッションにも伺いました。NLPはコミニケーションスキルでもあるので、お話をお聞きしご本人が問題だと思っている本質をあらゆる方向から聞き出す事ができます。

守秘義務もあるのであまり詳しく書けませんが、狭い仮設住宅で暮らし、いっこうに進まない復興へのいらだちや、日々の些細な言動などで小さな「怒り」が腹にたまり、はき出すことが出来ず、ネガティブな思考がループしてしまい不安で不安でたまらないという方でした。セッションが終わる頃にはすっかり顔色も変り、「元気になれそうだ」と言っていたのが印象的でした。

かにばっとう
セッション会場はその方の経営するお店でした。終了後に美味しい「かにばっとう」「マンボウの刺身」「ホヤの酢の物」をご馳走になり、美味しく頂いたことは内緒です(笑)

「かにばっとう」はカニ汁で、中に薄くのばしたすいとんが入っています。カニの出しが利いていて非常に美味しかったです。

気仙沼は美味しい魚介類が食べられるので、訪れたくなってしまいます。そのくらいのご褒美は良いですよね(笑)

ということで、初日は知らなかった世界を皆さんに知っていただき、非常に充実した一日になりました。

その2に続く・・


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