2012年3月13日火曜日

お別れ試合

白・・現役 グリーン・・卒業生

3月11日に卒業生VS現役選手で恒例のお別れ試合がありました。昨年は東北大震災の直後と言うことで自粛されましたが、今年は無事に開催されました。

今年は15人の卒業生がいたので、純卒業生でチームを組み試合に臨みました。卒業生はかなり気合いが入っており、準備も余念がないようでした(笑)

試合終了の挨拶
試合は現役生が先制する展開で、卒業生ディフェンスがズルズルとパスを通され劣勢に立たされます。卒業生オフェンスもパスで前進を試みますが、練習不足のためタイミングが合わずパスが通らず前半をリードされて終わります。

後半に向けて卒業生はハーフタイムに作戦を練り直し、各ポジションのメンバーを置き換えて勝ちに出ます。結果、卒業生オフェンスがリズムに乗りパスが通り始めます。現役生ディフェンスも耐えますが、長いパスが通り卒業生は意地を見せました。残り時間1分残したところで逆転のTDを取られ劣勢に立たされた卒業生オフェンスは意地のロングパスをヒットさせてTDを奪い、再逆転勝利を収めました!!
ある意味、卒業生のプライドを見せつけた素晴らしいお別れ試合になりました。

試合の後には卒業生、ご父兄を囲んで会食が行われました。現役選手のご父兄が卒業生のためにいろいろなものを準備してくださいました。

会食の最後に卒業生から一人一人挨拶がありました。「何度もやめようと思ったけれど仲間がいたから続けられた」「1年生の時はきつかったけれど2,3年生になっアメフトが楽しくなった」「アメフトを続けて本当に良かった」「慶應、法政には勝てなかったけれど、目標に近づけた」など感謝の気持ちを精一杯表しているのを聞いて彼らの成長を感じました。

卒業生の挨拶
自分はトレーナーという立場で彼らの3年間を見つめ続けましたが、3年生になったときの変わりようには正直驚きました。努力を重ね仲間と力を併せて勝ちを目指し、見事に春、秋ともにベスト4を勝ち取りました。卒業生が3年間きつい練習を耐え抜いて試合に勝ったという体験は、何物にも代えられない貴重な財産になったと思います。社会に出たときにつらい、嫌なことにぶつかった時にアメフト部での3年間を思い出して前に進んでもらいたいと心から願っています。

今年の卒業生は15人中6人が大学でもフットボールを続けることが決まっています。きっと逞しくなった姿を試合会場で見かけることでしょう。

卒業おめでとう!そして3年間、本当にお疲れ様でした!!

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