2015年10月13日火曜日

日本トライアスロン選手権!!

あっという間に体育の日が終わってしまいました。やはり体育の日は10月10日がよいですね。第二月曜日は今だに慣れません・・。

今年も体育の日前後は様々なスポーツが盛んに行われました。中でも一番はラグビーW杯!ちょうど12日の明け方に日本VSアメリカ戦がありました。勝っても負けても本戦には参加出来ないという状況の中、集中力を保って見事に3勝目を手にしました!!

またテニスの楽天オープン、プロ野球日本シリーズなどなど盛りだくさんでしたね。

さて11日はお台場で日本トライアスロン選手権というエリートのみの大会があり、タイミングがあったのでちょっと応援に行ってきました。エリートは年間を通じてポイントを競っており、今回の日本選手権で年間チャンピオンが決定します。またこの中からオリンピックに派遣される選手が決まるので、選手達はかなり気合いが入っています。

エリートのレースはエイジグループ(いわゆる一般の選手)とは微妙にルールが違います。特にbikeでのドラフティング(前のbikeにくっついて空気抵抗を減らして走る)が可能です。そのためかなりレースが高速化しており、swimでどれだけ早くあがって、bikeでトップ集団にいられるか?が勝負の要となります。そしてそのままの流れでランを逃げ切った選手がたいてい優勝となります。

swimトップでbikeに移る田山選手
子供たちも一緒に行ったのですが、起きるのが遅く女子のスタートには間に合わず・・。11時の男子のスタートからの観戦になりました。お台場海浜公園の浜から一斉にスタートし、レースが始ります。まるで魚の群れのようにバシャバシャと飛び出し、swimが速い選手が先頭を引っ張り縦に列が出来上がります。

会場は選手との距離が近いので、息遣いや表情がよく見えます。swimからbikeへのトランジションも目の前でばっちり見えました。トップでswimをあがった田山選手の後を追いかけるように他の選手が続きます。またエリートの中には学生も含まれており、学生同士で熾烈な争いを繰り広げていました。

bikeは5kmのコースを8周回しますがストレートが長くスピードが出ます。かと思えば細かいターンもあったりとかなりテクニカルです。おまけに路面がウエットなので転倒に対するリスクに備えなければいけません。特にトップ集団は転倒落車=優勝戦線から脱落となるので致命的です。そしてトップ集団の中で落車があり、2名が巻き込まれて4名で優勝争いとなりました。落車した1人は昨年の優勝者でswimトップであがった田山選手でした・・。

もともとbikeが見たくて会場に行ったので、目の前でかなりのスピードで走り抜けて行く選手達を見てかなり興奮しました!!たぶん40km/h以上のスピードで走っているはずです。さすがエリート!という感じです。我々は一瞬は40km/h出せても、そのスピードを維持し続けるのが難しいです・・。

逃げる古谷選手
ランは2.5kmを4周回で、毎回ゴールの前を通過するコースになっています。観客はあちこちで応援できるようになっており、選手との距離が近い分、応援にも熱が入ります。
そしてbikeをトップであがった古谷選手がそのままランを引っ張って、強豪選手の追走を見事に逃げ切り、初優勝を遂げました!!ゴール目の前で見ていたので、出し切って充実した顔で入って来た古谷選手の顔が印象的でした。また古谷選手は若手なのでオリンピックに向けて若い選手達が出てきたのは頼もしい限りです。

古谷選手のビクトリーラン!
今回のお台場は2020年東京オリンピックのトライアスロン会場でもあります。一時期、横浜で開催か?と噂されましたが最後はお台場会場になったようです。この会場で5年後にオリンピックが開催されると思うとワクワクしますが、外国人勢のスピードに日本人選手がどこまでついて行くことが出来るのか??そこに尽きると思います。

新しいヒーローが登場して盛り上がりを見せるトライアスロンですが、この後のさらなる盛り上がりに期待です!!

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