2014年11月7日金曜日

気仙沼に行って来ました

あっという間に11月に入り、ドタバタした日を過ごしています。

11月6日(木曜日)に一般社団法人 i愛NLP協会のみなさんと気仙沼に行ってきました。約3ヶ月前に11人でお邪魔した時にNLPを使う我々が気仙沼の復興にどのように関わって行けるか?という課題を探してきました。今回はその答えの一部を持って5人でお邪魔しました。

今回も新幹線、レンタカーを使って気仙沼入りです。自分は仕事の都合で木曜日の夜に気仙ライナーで戻りましたが、他のメンバーは金曜日も現地コーディネイターの村上さんのお手伝いをしています。

このところずっとお邪魔している牧沢仮設住宅にお邪魔して、世話役の小野さん以前頼まれた整体用の布団をお渡ししました。牧沢仮設住宅は小野さんと村上さんの尽力でたくさんのボランティアが入ります。特に整体ボランティアは人気が高く、多くの方が集まって下さいます。その時に使う布団が重くて大きいため高齢の小野さん1人で布団を干すにはかなりの重労働で、軽くて小さな布団が欲しいと言っているのを聞いたi愛NLPの方で、どうにか整体用の布団を支援できないか?ということでプロジェクトが動き出しました。

もともと気仙沼は漁師町で、船用のやや小さな布団(横60cm×180cm)が存在します。小野さんはこのやや小さい布団が欲しいと言うことになり、あれこれと調べました。キャンプやトラック用のウレタンマットなどを見つけたのですが、小野さんに伺ったところ綿の布団ならば干せばすぐにフカフカになるから、綿の布団の方が良いと言うことになりました。

ふと、自分の幼なじみに「おたふくわた」という古くから続くふとんやさんがいることを思い出しました。そこでさっそく連絡を取ったところ、快諾して下さりおたふくわたさんに整体用のふとんを仕立ててもらうことにしました。さすがプロの仕事で、サイズを伝えたところ材料や布地などあっという間に形になり、直接仮設住宅の方に送っていただけました。

さっそく小野さんにふとんでの施術を受けて頂きました。ふかふかのふとんの上に横たわると、心も身体もリラックスできたようで、身体をしっかりと預けていただけたので、施術側としても非常にやりやすかったです。リラックスしすぎてよだれが出るのがちょっと難点でした(笑)

今回の整体専用ふとんの支援は、i愛NLP協会がセミナー等で集めたお金と、おたふくわたさんからのご寄付を合わせて実現しました。物資を送ることだけが支援ではなく、この支援が今後の気仙沼全体の支援に繋がる第一歩という考えで送らせていただきました。牧沢仮設住宅にはCAT(チーム恵比寿)などたくさんの整体ボランティアさんが通っているので、施術者の皆さんにも喜んでいただけると思います。

この日は小野さんからじっくりといろいろなお話を聞けました。どうしてここまで私財を投じて困っている方々に手をさしのべていらっしゃるのか?というお話を色々と聞かせていただき、心を揺さぶられた感じです。

これから冬を迎えますます寒くなる気仙沼。まだまだ不便な仮設住宅での生活は続きそうです。復興住宅があちこちに出来ているようですが、実際に全員が入居できるまでかなり時間がかかると思います。そっと心を寄せながら、また気仙沼にお邪魔しようと思います。

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