2013年12月9日月曜日

入れ替え戦の悲喜こもごも

12月も2週目に入りました。さすがに風が冷たくなり紅葉もだいぶ進んできました。とうとうロングコートを出してしまいました。

さて、大学のアメフトシーズンは12月15日に甲子園ボウルという大学アメフトチャンピオンを決める試合を残すだけになり、ほとんどのチームはオフシーズンに入っています。が、1部、2部、3部、エリアリーグと各カテゴリーの最上位と最下位のチームは入れ替え戦が待っています。もちろん、上に上がろうとする最上位チームは絶対に勝って上にあがりたい!!という強いモチベーションが働きますし、最下位のチームは負けたらヤバイ!という強迫観念?のようなものが働きます。ちょうど12月最初の土日に入れ替え戦が行われました。

たまたま母校のアメフト部がエリアリーグで優勝し、3部との入れ替え戦(VS山梨大学)に出場すると聞いてかなりj久しぶりに応援に行ってきました!ほんの3年前までは人数が揃わずにどうにか7人制のフットボールに参加していた母校ですが、昨年辺りから選手の人数が揃いはじめ、さらにOB会で監督、コーチ陣を結成し力を合わせてシーズンに臨める態勢が整い始めました。
試合は前半に母校が追いかける展開となり、チャンスになかなか点を取れずやきもきする試合運びでした。プレー的には負けていなかったのですが、インターセプトがあったりプレーの選択ミスがあったりとやや自滅気味な感じでした。後半に入り、お互いに疲れが見え始め膠着状態が続いてあら?このままだと勝てないかな??と思った試合時間残り2分からのドライブで起死回生のパスが通り、TDに繋がりました。さらに残り約30秒からの相手攻撃にそこそこ攻め込まれてあわや!と言うとところまで攻め込まれましたが、どうにか逃げ切って12対7で勝ち、3部に昇格が決まりました!!

自分が大学を卒業してすでに18年以上経っており、当然現役選手のことはほぼ知らない状態でしたが、やはりあのユニフォームを着て一生懸命プレーする姿を見ると熱い何かがこみ上げてきます。普段から高校生の試合を見ていますが、やはり大学生はスピードが違います。正直ここまでスピードの差を感じるとは思わなかったのですが、身体の完成度はかなり差を感じました。もちろん、高校のトップクラスは大学2部の選手と遜色ない場合もありますが・・。

久しぶりにお会いする当時の監督さんや古いOBの方々が集まって、母校のアメフト部を一緒に応援したのですが、やはり苦楽を共にし、同じ時間を共有した仲間というのは一生変ることがないことがよくわかりました。また母校アメフト部に対する愛情や母校愛を再確認しました。こうしてOB同志が繋がることの重要性を感じたので、母校アメフト部に恩返しをする日が近くなってきたようです。

たまたま今回は昇格することが出来ましたが、負けて降格するチームがあることも事実です。それまで時代を築いてきた先輩達にどう説明しようか?と暗い気持ちになっているかもしれません。伝統のあるチームほどその伝統の重みを感じているはずです。通院していた大学生のチームも残念なが2部へのら降格が決まったようです。こうした悲喜こもごもがあるのもまたスポーツの面白さです。しばらく大学フットボールを見守ろうと思います。

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