2015年8月24日月曜日

IRONMAN JAPAN

8月も最終週に入り、すっかり風が秋になりました。北風が吹くとかなり涼しく感じます。

「石垣島 台風15号  映像」の画像検索結果
大きな台風が沖縄に接近していますが、今週から増永君は夏休みを取ってに石垣島に行く予定でいました。が、大きな台風が接近していることと、現地の友人が来ない方が良いと言ったらしく先週の段階で石垣行きをキャンセルしたようです。

たまたま昨夜見たニュースでは石垣島で風速70m!?の台風が吹いていたそうです(汗)また風が吹いてタタミが持ち上がっている映像も見ました。仮に週末から石垣島に行けたとしても、現地で海には入れず、外にも出られない軟禁状態になったでしょうね。早々にキャンセルした増永君の判断は正解だったようです。



アイアンマン ジャパン 北海道さんの写真
最後にゴールしたIRONMAN!
さて、南の沖縄では台風でしたが北の北海道では「IRONMAN JAPAN」というトライアスロンの大会が開催されました。日本では唯一のIRONMANという冠の着いた大会で、ここで良い成績を残したアスリートだけがハワイ島のKONAで行われるワールドチャンピオンシップに出場する権利を得られます。そのためかなりレベルの高いアスリートが集まりKONAへの権利を競い合っています。


IRONMANはswim3.8km、bike180km、run42.195kmを連続で行ういわゆるロングトライアスロンになります。またIRONMANという名前も商標になっているので、ロングの大会でどこでも使える名前ではありません。実はこのIRONMANというビジネスがアメリカで売りに出され、中国人が5500億円で購入したという噂が流れています。IRONMANが5500億円規模のビジネスになっているという事実にも驚きますね。

今回の大会は北海道で開催されるようになって3回目で、以前サミットをやって有名になった洞爺湖の周りをスタートとゴールにしています。洞爺湖を泳いで、そこから平野部と山岳部を自転車で走り、最後にまた洞爺湖周辺を走ってゴールします。

今回は1700名ものアスリートが参加し、17時間という時間制限で競技をしていました。実は自分もトライアスロンを始めてからいつかはIRONMAN大会に出る!と決めているのですが、なかなか時間的な制約と、準備にかかる時間などから実現せず・・。来年こそは??

滝川 満弘さんの写真
サイボーグIRONMAN
さて、この写真に写っている友人の加藤さん。良く一緒に練習をさせていただいています。実は加藤さんは20年前に突然聴力を失い、全く聞こえない状態で仕事をしていましたが、2年前にアメリカで開発された人工内耳を埋め込み、聴力を獲得しました。さらに早期退職で仕事を辞めてIRONMANに挑戦しながら、世界中で聴覚障害者向けに人工内耳の講演をするというミッションで動いています。

日曜日はこの加藤さんを応援したくて、アスリートトラッカーというサービスを使ってタイムを追いかけていました。待てど暮らせどbikeが終わらず???と思っていました。まさか途中で何かがあったのか?とかリタイアしたか?など不安になりましたが、じっくり時間をかけてレースを楽しまれ無事にゴールされました。ゴールした後にbikeのメカトラブルがあり、1時間ロスしたとのことでした。また今回は聴覚障害者向けのNHK番組に取り上げられており1ヶ月ほどテレビクルーが取材をしていました。レース中も取材を受けていたそうです。

IRONMANのように長いレースは途中で何が起こるか全く予想が付きません。そのために考えられるリスクをすべて排除してレースに臨むわけです。もちろんリスクはゼロにはなりませんが練習でなるべく無理無駄を無くしてゆくわけです。

人はどうしてこれほどまでに長く、辛い事に挑戦するのでしょうか??ゴールの先に何が見えるのでしょうか?ゴールした方々の笑顔を見ているとゴールした人だけにしか解らない何かがあるのでしょう。やっぱり来年は挑戦したいなって思わせてくれる日曜日でした。

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