2013年11月8日金曜日

湘南国際マラソン裏話?その2

なんだか湘南国際マラソンが遠い昔にあったような気がしてなりません。まだ1週間経っていないのに、時間の経過は早いですね。
まだまだ余裕です
さて、湘南国際マラソンの後半の裏話?です。30km位まではスタッフはかなり元気で、やはり積み重ねてきた練習は間違えではなかったことがよくわかりました。が、周りを見渡すと25kmを過ぎた頃からだんだんと歩き出している人が多くなってきて、30kmを過ぎとあちこちでストレッチをしたり止って休んだりしている人が相当数いました。走っていたみんなに言わせると、歩いている人たちを避けるのがかなり疲れたとのことです。どちらかによって歩いてくれれば良いのに、みんながそれぞれで歩いていてまるで歩行者天国のような状態なので、その中を走るのは気を使うようでした。

少しフォームが崩れてきました
30kmを過ぎた辺りの給水所で反対車線から
みんなを見ると、スミちゃんが少し遅れ出しました。フォームも崩れてお腹が痛そうに見えます(実際は痛くなかったそうです)人を避けるのに疲れてペースを上げられず、みんなにくっついて行くと潰れると判断して敢えて遅れたとのことです。フルマラソンで大切なのはムリしてペースを上げることではなく、自分の状態を把握しながら自分のペースで前に進むことです。スミちゃんはそれを実践していました。




余裕のフォーム
37km近くで西湘バイパスに入ります。さすがにここは沿道を走ることは出来ないので、国道から回り込んで側道を走ると、ちょっと小高い道に出て西湘バイパスが見渡せます。さすがにこの辺りまで来るとかなり歩いている人が目に付きます。といってもここまで来ればあとは歩いても時間内にゴールできるので、ある意味計算してのことだと思います。かなり足を引きずっている人が多かった印象があります。で、遠くから目をこらしてよーく見ると増永君と倉垣君を発見しましたが、2人しか見えません・・。スミちゃんは遅れているのがわかっていたのですが、松原君がいません・・・。

松原君よりもどーもくんの方が気になります(笑)
後で聞くと松原君は途中から30kmを超えた辺りから原因不明の腹痛が出て、トイレに何度も寄っていたようです。それで歩いたり走ったりを繰り返しながら前に進んだそうです。

ずっと仲間と走っていて、その後一人になるとかなりの孤独を感じたそうです。やはり仲間の力というのは大きくて、一緒にいるだけで力がわいてくることを実感したそうです。斉藤君は20km前からずっと一人だったので、かなりの孤独と戦ったようです(みんなから離れてしまったため、斉藤君の激走シーンが撮れませんでした・・)
カメラを向けると笑顔に・・
松原君から遅れること少しして、スミちゃんもやってきました。まだまだ笑顔で応える余裕があります?実際はかなりきつかったようですが・・

37km先からは応援の人は入れないので、そのままゴール地点の大磯ロングビーチに向かいました。側道を走り続けると西湘バイパスと並行して走っている場所があり、そこからみんなを撮影しました。

残りあと少し!!倉垣君はきつそうです
湘南国際マラソンの過酷なところは、一度ゴール地点を通過してその先で折り返してゴールに向かうところです。この辺りになるとかなり痛みも強く、足が前に進まなくなってくるようで、相当数の方が歩いていました。しかしゴールが近いと言うことでみなさん痛みと闘いながらどうにか前に進んでいます。

39kmあたりで捉えた二人の写真。増永君はかかなり余裕がある様に見えます。倉垣君は練習量が少なかったにもかかわらず、増永君にぴったりくっついてここまで頑張りましたが、この後、急激に足が重くなり足が前に進まなくなったため増永君と離れて走ったそうです。

ゴールまであと少し!残りの力を振り絞ってそれぞれのゴールを目指します!
ゴール編に続く

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2013年11月6日水曜日

湘南国際マラソン裏話?その1

連休が明けて、無事に完走したスタッフは朝から思いのほか元気そうです。が、やはり翌日の11月4日は筋肉痛が激しく、産れたての子鹿のようだったようです(笑)まあ、あれだけ走れば当然ですね。

さて当日を少し振り返ってみたいと思います。

スタッフ達は大船駅から会場まで直行のバスに乗って会場入りしました。

自分は自宅から自転車で第四給水所の辻堂海浜公園に向かい、そこでみんなを待ち伏せすることにしました。スタートから15km位の場所なので、まだまだ元気だろうと予想して、この給水所を選びました。ちょっと早く到着したのですが、あまりにも人が多くてちょっとビックリしました・・。邪魔になるので給水所からちょっと離れたところにスタンバイです。

程なくしてすみちゃん、倉垣君、松原君が笑顔で現れてまだまだ元気な印象を受けました。斉藤君と増永君はトイレ休憩を挟んで後から追いかける形でしたが、ちょうど目の前で合流できました。
今回の僕の役目は写真を撮ることだけではなく、補給食を渡すことも含まれていました。距離が長いのでハンガーノックを起こして動けなくなる可能性があるので、チョコ、ハッピーターン、カステラ、羊羹、ゼリー飲料などを大量に準備してみんなに配りました。さっそく食らいついたみんなでした(笑)と言いながら自分もかなり食べました(爆)

ここから折り返し地点の江ノ島に向かって走ります。自転車で行ったのでかなり遠回りをして江ノ島に向かわないといけないかな?と思っていたら、歩道を通行できることがわかったので、みんなと伴走しながら江ノ島に向かいました。が、ここからが思いもよらぬ迷走が始まりました・・・。江ノ島近くの歩道橋下で隠れてみんなを撮影しようと目論んでいたのですが、待てど暮らせどみんなが現れない・・・。
今回はどのくらいのペースでみんなが走るかを事前に計算して給水所で待つことにしていたのですが、かなりペースが遅くなっても通過しているはずの時間に現れず、かつ関門の時間が近くなっても現れない・・おかしい・・

ここからみんなを追いかける予想もしなかった展開に(汗)20km地点で時計を見るとすでにみんなは通過しているようです・・。まだまだ先だなと思っていたところ、斉藤君に遭遇しました。聞くと足を攣ってしまい、怖くてペースを上げることが出来ないで歩いていると言うことでした。そのためみんなとは離れて一人で走っている状態でした。かなり足を引きずっていたので、ムリをしないように伝えみんなを追いかけました。あれだけ足を攣ることを予防するために禁酒をして備えたのに、あまりお酒は関係なかったようです(笑)

そこからしばらく走って茅ヶ崎辺りで4人に追いつきました。4人は思いの外元気そうでちょっと安心しました。なんだかみんな調子が良いみたいで、まだまだ走れます!みたいなことを言っています。周りではペースが落ちている方が多くて沿道に止ってストレッチしたりスプレーを使っている人が増えてきました。

増永君はレッドブルを持ってきて欲しいと言っていたので、そこでやっと手渡しました。やっぱりレッドブルは翼が生えるようで、そこからかなり回復したようです。

ここから平塚大橋を渡り、本当の地獄は33km辺りから始まったのです・・・
湘南国際マラソン裏話?その2に続く
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